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短歌・俳句を始める方は、先ずこの入門教室からお始め下さい。添削・推敲して、暫くは口で転がせて見てください。納得がいけば「短歌道場」・「蜻蛉歳時記」に移して歌人の評価を待ってください短歌は定形であればテーマは自由です。俳句は有季定型です |
テーマ | 短歌作品 | 作者・ 添削者 | ||
1 | 48文字の歌 | 空指す稲や 俯むかん 目立ちぬ周り 不平選れ |
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2 | 発音 | はるもおぼろに よをあけて ひとこえなきし せみのゆく |
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3 | そらさすいねや うつむかん めだちぬまわり ふへゐゑれ |
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4 | 「 長 歌 」 | かね 思いきや 有れば良いのは 暇と銭 |
芳 春 |
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5 | 無くて良いのは 虫歯かな |
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6 | 苦の無い日々も 良いけれど |
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7 | さき 前の無いのが 一番困る |
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9 | 第25年上期 | 参 加 詩 歌 句 会 選 ( * は選句した俳人数 ) |
蜻蛉句会 |
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10 | 参賀 | 水間寺餅まく騒ぎ吾も居る 今年の福を帽子で受ける * * * |
芳 春 |
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11 | 雪景色 | いらか 山里の 甍の波に 小雪舞う * * * |
正 湖 |
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12 | 立春 | 坪庭の 淡雪散らす 鳥の影 * * * |
芳 春 |
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13 | 春 | あした 奈良坂の花の便りに誘われて 親しき友と連れ立つ朝 * * * |
芳 春 |
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14 | 春雨 | 茶の香り 友集まりて 句会かな * * * |
花 江 |
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15 | 五月 | 浄土寺の藤の季節に手を合わす 仏の重み夕陽に染まる * * * |
正 子 |
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16 | 初夏 | 紫陽花を 友に届けて 長居する * * * |
正 子 |
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17 | 第25年下期 | **************************************************** |
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18 | 人生連句 | 毎日を元気で居ても歳はとる 耳は遠うなり忘れも早い * |
芳 春 |
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19 | 人生連句 | 毎日を元気で居ても歳はとる 去年出来たが今年は出来ぬ * |
正 湖 |
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20 | 人生連句 | 毎日を元気で居ても歳はとる 食は楽しく銭は利口に * |
藤 彦 |
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21 | 人生連句 | 毎日を元気で居ても歳はとる 昔の事を詳しく話す * |
悟 志 |
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22 | 人生連句 | 毎日を元気で居ても歳はとる 暇はあってもする事がない * |
宝 俊 |
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23 | 人生連句 | 毎日を元気で居ても歳はとる 荷物も持たず歩くの遅い * |
鵬 旬 |
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24 | -------- 「今回は 「 ネガティブ 」な 歌が多いですね」---- |
主 宰 |
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25 | 八月 | 開け放つ 窓に瀬音と 夏の風 **** |
藤 彦 |
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26 | 八月 | くさしげる ぼひょう しのぶ 草茂る 墓標掃除に 偲日々 *** |
藤 彦 |
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27 | 秋 | 鶏頭に柿にすすきにヒガンバナ 私の好きな秋の夕暮 *** |
ミツコ |
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28 | 人生 | 懸命に登ってきたがこれからは 老いの坂道ゆっくり下りよう*** |
芳 春 |
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29 | 彼岸 | 早や彼岸過ぎたる月日気づかずに 今年は未だステテコ姿 ** |
鵬 旬 |
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30 | 彼岸 | ふしまちづき 改めて 臥待月を べツ卜から ** |
正 子 |
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31 | 秋 | 長き夜を 一人暮らしの 持て余し ** |
鵬 旬 |
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32 | 秋 | 一事終え空を見上げて羊雲 今年も半ば無事に過ぎけり ** |
芳 春 |
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33 | 秋 | 思ひきや空に浮びし羊雲 今年も湯煙馴染みの湯船 ** |
正 湖 |
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34 | 秋 | 一人居の長き息子が長々と 話しかけるを黙ってうけり *** |
みつこ |
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35 | 秋 | 留め袖のしつけほどきし秋の宵 ** |
信子 |
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36 | 秋 | だいせん はつしぐれ 大仙の 連れ添う鴨に 初時雨 *** |
正 子 |
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37 | 秋 | 行く水に 陰を落せし 初紅葉 *** |
正 子 |
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38 | 人生 | かさこそと冬木の下の散歩路 過ぎにし日々を想い返して ** |
芳 春 |
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39 | 人生 | ほどほど 程々と云うを悟りて日々過ごす 此れを見極む八十路の旅か** |
鵬 旬 |
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40 | 冬 | 坪庭の石を濡らして忍びくる 春の足音一雨雨ごとに ** |
芳 春 |
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41 | 冬 | 蝋梅の今年も匂う頃となり 道行く人の振り向きにけり ** |
芳 春 |
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42 | 立春 | われ 節分の豆を数えて八十路かな 省かず食べて吾が誇りに *** |
芳 翠 |
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43 | 早春 | ま ご 客間には 雛軸掛けて 孫娘を待つ *** |
花 江 |
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44 | 早春 | ** 今日こそはリタイヤーの身の天下かな 居ながらにして雪景色見る |
自由人 |
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45 | 早春 | 山茶花に 二羽の目白も 朝餉かな ** |
花 江 |
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46 | 早春 | おぼろ 朧月 膨らむ影の 窓に入る ** |
花 江 |
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47 | 早春 | 梅日和 同窓の友と 永電話 ** |
花 江 |
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48 | 早春 | 日脚伸ぶ 我が陰連れて 散歩かな ** |
悟 志 |
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49 | 早春 | 老若が 早咲き桜 囲み見る ** |
悟 志 |
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50 | 第26期上期 | ***************************************************** |
***** |
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51 | 春 | 桜の国天使が空から降りてくる 花の変幻眺めてあかず ** |
恵 一 |
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52 | 春 | 春の夜に桜眺めて杯交わす ブルー・シートも座敷となりぬ * |
芳 翠 |
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53 | 初夏 | 若竹を 眺め二人の 夕餉かな * * |
正 子 |
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54 | 春 | しに 死もせで 西へ行くなり 花曇 |
漱 石 |
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55 | 初夏 | とし 歳重ね 口だけ達者 薄暑の夜 |
芳 翆 |
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56 | 初夏 | 木陰では 日傘畳んで 立ち話 |
正 子 |
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57 | 26年下期 | ********************************************************** |
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58 | 連句解 | 川柳の 下五文字の 参加をお願いします。 |
主 催 |
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59 | 柳 題 | 幸せは こんなものかな 0 0 0 0 0 |
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60 | 幸せは こんなものかな 青い空 |
トンボ |
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61 | 幸せは こんなものかな 腕まくら |
論 語 |
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62 | 幸せは こんなものかな 川の字で |
新 妻 |
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63 | 幸せは こんなものかな 差し向かい |
新 夫 |
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64 | 幸せは こんなものかな 膝枕 |
遊 介 |
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65 | 幸せは こんなものかな 缶ビール |
芳 春 |
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66 | 幸せは こんなものかな 月の影 |
芳 春 |
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67 | 幸せは こんなものかな 一人旅 |
悟 志 |
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68 | 幸せは こんなものかな ふぐのなべ |
正 湖 |
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69 | 幸せは こんなものかな 同窓会 |
千 鶴 |
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70 | 万灯籠 | 送り火に帰って行きし亡き妻の も少し居たい気持ちが雨に |
芳 春 |
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71 | 見上げれば 今を盛りと 百日紅 |
正 湖 |
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72 | 初秋 | てらせがき 僧今朝は 殊に忙がし 寺施餓鬼会 |
悟 志 |
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73 | 晩夏 | ひでりぼし 故郷の 球児が負けて 旱星 |
芳 春 |
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74 | 晩夏 | 六・七・八 思い出残し 夏果てる |
芳 春 |
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75 | 長歌 | この夏は 素麺喰らひ 昼寝して |
芳 春 |
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76 | 一局打って 茶を点てて |
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77 | 一服したら 出勤す |
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78 | あれやこれやと 目を通し |
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79 | 一事終えたら さっさと次へ |
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80 | 初秋 | 坪庭に 耳鳴り程の 虫の声 |
芳 春 |
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81 | 秋 | 名月に だんご供えて 乾杯し |
傘 翁 |
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82 | 秋 | 望月や 東西南北 鯖の雲 秋の訪れ 天地に満ちる |
傘 翁 |
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83 | 秋 | 旧友の話花咲く夜長し 茶道に舞踊ふたりの年期 |
芳 春 |
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84 | 秋 | 水打てば 静かになりし 虫の声 |
正 子 |
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85 | 秋 | 秋風に押されて歩む散歩道 変わらぬものは吾の一日 |
芳 春 |
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86 | 秋 | 基準値の元に戻りし蜆汁 妻の気遣い心に沁みる |
幸 晴 |
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87 | 秋 | 遠出して大きな空に胸広げ 秋風受けて夕陽眺める |
正 湖 |
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88 | 秋 | 下町は客も売り子も背を丸め テントの隙間夕陽差し込む |
正 湖 |
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89 | 秋 | 金と銀今年は見事咲き揃い 芳香楽しむ秋の一日 |
芳 春 |
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90 | 秋 | 金木犀香の漂える空眺め 過ぎにし月日思い返えせり |
芳 春 |
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91 | 人生 | 茶の道は点て方三年味五年 歌を詠むまで彼此十年 |
芳 翠 |
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92 | 秋 | つが 番い鴨 お城の堀に 胸預け |
正 子 |
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93 | 秋 | 実南天色付きにけり今年又 一枚着込み動きが鈍る |
千 鶴 |
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94 | 人生 | 飽きもせて゜美濃吉弁当 月・水・金 一人暮らしは此れも又良し |
芳 翠 |
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95 | 秋 | ひと 他人よりも一足早く冬仕度 気兼ねする様な齢にもあらず |
芳 翠 |
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96 | 秋 | 秋深し 同じことする 昨日今日 |
正 子 |
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97 | 秋 | 客席も時間の止まる日舞かな 誘いを受けて秋の一日 |
芳 春 |
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98 | 年末 | 数え日や 見栄なし無理なし 一人よし |
正 子 |
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99 | 人生 | 茶の湯とは 只湯を沸かし 茶を点てて 飲むばかりなる 事と知るべし |
利 休 |
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100 | 春 | 比叡よりの 水嵩増せる 春の川 |
菜 摘 |
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101 | 春 | はるらんまん 春爛漫 することもなし うとうとと |
傘 翁 |
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102 | 春爛漫 小枝の揺れて 風誘う |
悟 志 |
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103 | 春爛漫 ブルーシートの 座敷かな |
早 希 |
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104 | 春爛漫 派遣社員も 車座に |
昭 美 |
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105 | 春爛漫 騒ぎを避ける 二人連れ |
幸 恵 |
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106 | 春爛漫 去年と同じ 枝の下 |
佳 代 |
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107 | 春爛漫 ベンチの横に 缶ビール |
清 美 |
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108 | いちぞくろうとうわ 春爛漫 一族郎党輪になって スマホにのこす今年の桜 |
芳 春 |
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109 | 春爛漫 両手にビール モテキかな |
泰 子 |
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110 | 夜桜を 眺め語りし 夕餉かな |
昭 美 |
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111 | 初夏 | 緑なす 故郷恋しい 豆御飯 |
芳 翠 |
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112 | ひま かね ハテ・サテ・と 暇あり銭なし 五連休 |
昌 世 |
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113 | 城野辺や 青葉茂れる 夕まぐれ |
芳 春 |
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114 | 人生 | 過ぎ行きし八十路の旅の思い出は 悲喜交交に相方代わる |
芳 春 |
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115 | 五月 | 青い空ぽっかり浮かんだ白い雲 今日も「すし満」馴染みの席で |
芳 春 |
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116 | 五月空何処も彼処も人の波 我が家に帰りほっと一息 |
昭 美 |
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117 | 薫風に空を眺めて深呼吸 元に戻りし連休疲れ |
昭 美 |
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118 | 我と来て 食べろや餌の ない雀 |
芳 春 |
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119 | 夏 | にく か ぜ ぼて腹と 治り難いは 夏の風邪 |
昌 世 |
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120 | 人生 | リ・ホームの工事終りし我が家かな あとに残るは思わぬ疲れ |
悟 志 |
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121 | 初夏 | 梅雨晴れ間浮かび上がりしビルの街 見慣れた景色これも又良し |
芳 春 |
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122 | 今も尚 電話は続く 元茶友 |
正 子 |
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123 | 通勤着 色の定まる 夏初め |
悟 志 |
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124 | 艶やかな女盛りに囲まれて 茶を点て語る吾の冥利か |
芳 翆 |
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125 | 夏初め 予想通りの 本降りに |
正 子 |
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126 | 人生 | 親離れ子離れのさま目の当り 遠い昔を偲びて眺む |
芳 春 |
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127 | いた 若造り見てくれ通り扱かわれ 労わり受けぬ辛さに耐える |
芳 春 |
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128 | 人生 | 診察を 終えて病名 「お年です」 |
正 子 |
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129 | 人生 | あ ち こ ち ? ? ? ? 彼方此方が不自由になる「お歳です」 長寿の国のよくある病気 |
芳 春 |
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130 | 秋 | おはぎ食う 移る季節の 味がする |
芳 春 |
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131 | 此の年の いろいろありし 鰯雲 |
芳 春 |
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132 | ひ 大阪の 光が見へて来し 秋の雨 |
芳 春 |
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133 | 秋夕日眺めて語る元茶友 時の流れを互いに感じ |
正 湖 |
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134 | 突っ走る 気持ち抑えて 鰯雲 |
風 香 |
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135 | 無人駅 使いこなして 去ぬ燕 |
風 香 |
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136 | 物言わぬ電子碁盤と対峙する 羊の雲は窓に対峙か |
芳 春 |
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137 | 銀河濃し マグに触れたる 匙の音 |
風 香 |
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138 | (27/9/27) | 月々に月見る月は多けれど 月見の月はこの月の月 |
博 覧 |
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139 | (この夜は月が地球に一番近くに在り、通常より13%大きく見えました- |
芳 春 |
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140 | 十円硬貨と五百円硬貨の大きさ程の違いでした。) |
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141 | 秋めきて 地図にて辿る 指の先 |
風 香 |
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142 | 秋寂ぶや 車窓過ぎ行く 湾岸線 |
風 香 |
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143 | 芒の穂 呼んでいるのか 送るのか |
芳 春 |
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144 | 人生 | 目は朧耳には蝉が住んでいる せめて心は春を惜しむか |
傘 翁 |
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145 | 秋 | 近江路や 旅の思い出 芒原 |
幸 恵 |
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146 | 我が街も 風俗違う 烈の行く |
清 美 |
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147 | 秋晴れや 伸び放だいの 庭椿 |
昭 美 |
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148 | 毎日が 日曜日する この辛さ |
正 湖 |
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149 | ひ 今日の陽の 色に染まりし 酔芙蓉 |
佳 代 |
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150 | 奈良坂の 友が誘いの 初紅葉 |
豊 享 |
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151 | なにわ 異風俗難波の街を団体で 地球は一つ時代の流れ |
芳 春 |
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152 | 哲学短歌 | 秋深し 基本忘れず程々に サア出かけようカメラと財布 |
芳 春 |
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153 | // | 運動会 基本忘れず程々に 組み体操はショウにはあらず |
芳 春 |
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154 | // | 間食は 基本忘れず程々に 腹は脂肪の袋にあらず |
芳 翠 |
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155 | // | ( N H K ) 女子アナよ 基本忘れず程々に 顔は絵描きの画板にあらず |
芳 翠 |
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156 | // | 何事も 基本忘れず程々に 便利と危険表裏一体 |
芳 翠 |
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157 | // | 昼寝する 基本忘れず程々に 夜の不眠を嘆かぬように |
芳 翠 |
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158 | // | 夜読書 基本忘れず程々に 昼の居眠り笑いのタネに |
芳 翠 |
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159 | // | 文人茶高慢彼是習うより 急がば周れ奥の細道 |
芳 翆 |
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160 | 今日も又偶数月の十五日 婆さんばかりお昼にビール |
幸 恵 |
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161 | 前を行く婦人の尻のいとおかし 海月の泳ぐ姿にも似て |
昌 世 |
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162 | 秋 | 眺めてる他に手のないデブの尻 秋風纏い何処へ行くのか |
昌 世 |
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163 | 秋雨に 裾を濡らして バスを待つ |
昭 美 |
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164 | う い や そ じ たきぎ 有為の山眺めて降りる故郷の 八十歳の旅路薪も杖に |
芳 翠 |
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165 | この度の旅の終りは美濃吉の 川を眺めて馴染みの席で |
芳 翠 |
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166 | 山茶花の今を盛りと咲いている この時季寂し坪庭飾る |
芳 翠 |
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167 | 数え日に予期せぬ仕事舞い込んで やりくりこなす今日の一日 |
悟 志 |
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168 | 時事 | こ 孫娘と親と桁の違いの指五本 五千(円)と五百(円)時代の流れ |
悟 志 |
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169 | 数え日の二日の休みフル利用 心断捨離押入れ満杯 |
悟 志 |
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170 | 茶を点ててこの一年を振り返る 変わらぬものは茶友の心 |
正 湖 |
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171 | 正月を迎える気持ち変わらねど 時の流れか手足の動き |
正 湖 |
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172 | もと 数え日に小春日和の.我孫子道 異国の人が小旗の下に |
正 湖 |
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173 | と し ひ と 近頃の婦人の顔は年齢不明 髪は他人の毛皺埋め尽くし |
傘 翁 |
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174 | 年末年始 | カレンダーを 掛けてはずして 年用意 |
昭 美 |
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175 | スーパーで 正月用品 買い揃え |
昭 美 |
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176 | 正月や 果報は寝て待つ 親譲り |
傘 翁 |
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177 | つつ 相寄りて恙がなきやとにらみ鯛 杯を交わせし我が子我が孫 |
傘 翁 |
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178 | 正月や日本出る人入る人 なにわの街も国際都市に |
傘 翁 |
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179 | 0 8 0 6 0 5 1 6 5 6 4 我が人生 老後一番 無為無欲 |
幸 恵 |
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180 | 我が人生無理せず無駄せず無茶もせず 静かに過ごす老後の日々を |
芳 春 |
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181 | 坪庭に二匹のメジロ楽しそう 輪切りの蜜柑仲良くつつく |
正 湖 |
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182 | 冬将軍春の淡雪引き連れて 今年一番思い出残す |
明 陽 |
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183 | しゅくづ 美濃吉で人生縮図眺めけり 五年刻みの家族が食事 |
芳 春 |
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184 | あの人は どうしているかな 冬の雨 |
幸 恵 |
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185 | 春浅し 残り少ない 常備薬 |
昭 美 |
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186 | 雛人形 飾り終えての 余寒かな |
幸 恵 |
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187 | 観梅の空は晴れても誘いなし それはそれでと紅引いてみる |
陽 娘 |
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188 | 人生訓 | かね 昔から銭は天下の回りもの 流れ背して脇から受ける |
傘 翁 |
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189 | 時期をみて相手選んでぼちぼちと 支出生かせば余得が残る |
傘 翁 |
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190 | さき 七拍子揃えて八十路朝が来る 前の無いのが唯一悩み |
傘 翁 |
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191 | 「七拍子とは(3k2sth)健康・金銭・家族・仕事・趣味・友達・暇時間」 |
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192 | こぶし つい 辛夷咲く歴史の小道散歩する 終の住処に選びし台地 (中央区上町台地) |
芳 春 |
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193 | かん ろう ほう し れん こん がく よう 人生の百年時代今生きる 「完 老 奉 司 練 婚 学 幼」 |
芳 春 |
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194 | 蓮に乗る阿弥陀如来の法話聞く 春の弥生の我の一日 |
芳 春 |
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195 | 春の宵 彼の電話で 目を覚ます |
昭 美 |
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196 | たど 久方の仕事仲間の食事会 話疲れて辿りし我が家 |
昭 美 |
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197 | 春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少 |
孟浩然 |
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198 | ぼ け 赤と白 程よく分けて 木瓜の咲く |
芳 春 |
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199 | 一人居の侘しきビール春の昼 高齢社会よく見る景色 (上六美濃吉にて) |
芳 春 |
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200 | 花疲れ 人と車で 医者通い(大阪城公園の桜は観光客がいっぱいでした) |
芳 春 |
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201 | 城の堀花の筏が弧を描く 春の名残を二人で惜しむ |
昭 美 |
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202 | きた めく はてさてと連休続く時季来る 去年の日記ページを捲る |
芳 春 |
||
203 | あ ち こ ち 五月晴れ暇あり金あり誘いなし それはそれでと彼方此方電話 |
陽 娘 |
||
204 | 連休の 疲れが残り 医者通い |
芳 春 |
||
205 | 点滴を 眺める金曜 十三日 |
芳 春 |
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206 | 上弦の少し膨らむ月の影 二人で眺め思い出語る |
昭 美 |
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207 | 今日殊に悩むことなし五月晴れ 何時ものことをいつもの様に |
若 菜 |
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208 | 齢とって茶飯事それが大仕事 朝の行事はのの字で完了 |
芳 翆 |
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209 | 葉桜の 緑支える 枝太し |
泰 子 |
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210 | 緑なす大阪城を前にして 有為の山坂語りし二人 |
若 菜 |
||
211 | 緑なす大阪城を前にして 老後一番楽しき夕餉 |
幸 恵 |
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212 | 雀の子 餌あげるから 寄っといで |
昭 美 |
||
213 | 雀の子 餌に懐いて 友となり |
正 子 |
||
214 | 雀の子餌がもらえて楽しそう 皆んな並んで仲良くお食べ |
若 菜 |
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215 | こ 雀の子 庭の木枝で 晴れ間待つ |
正 湖 |
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216 | 雀にも性格違う仲間あり 喧嘩集団.仲良しグループ |
芳 春 |
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217 | 梅雨晴れ間 我が物顔に 舞う燕 |
芳 春 |
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218 | 水上の バスを眺めて 夕餉かな |
泰 子 |
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219 | 招かれて 馴染みの席で 夕餉かな |
昭 美 |
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220 | 今年また夏来にけらし天満川 脇の葉桜緑深まる |
若 菜 |
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221 | 艶やかな夫人と共に夕餉する 心に秘める吾れが記念日 |
芳 春 |
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222 | 手を繫ぎ 葉茂れる 中之島 |
昭 美 |
||
223 | 橋渡る 服のマチマチ 夏初め |
泰 子 |
||
224 | 父の日と誕生月と重なりて 子や孫集うビルでの夕餉 |
芳 春 |
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225 | 片蔭を 通り先祖の 墓参り |
望 路 |
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226 | 塾終えて 見上げる空に 虹の橋 |
望 路 |
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227 | 三時間待って診察一分半 次回の予約十月半ば |
芳 春 |
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228 | 旧友と 雀色時 エサ撒きに |
飲 介 |
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229 | 今日も又 ミナミの雀 お待ちかね |
飲 介 |
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230 | コシヒカリ 雀の涙 もろてんか |
米 作 |
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231 | 一人居の趣味で覚えし鍋料理 雀色時蛤匂ふ |
芳 春 |
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232 | 抜けるよな 空の色して 夏果てる |
芳 春 |
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233 | へんげ 仲居さん 帯のひとつで 七変化 |
芳 春 |
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234 | 大方は 球となりけり 百日紅 |
芳 春 |
||
235 | 北西の 雲の流れか 夏果てる |
正 子 |
||
236 | 目も口も この時ばかりと 秋味覚 |
昭 美 |
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237 | 羊雲 空は晴れても 誘いなし |
若 菜 |
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238 | 干しものの 山もたたみて 夜ながし |
泰 子 |
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239 | 高校も あと半年の 秋日和 |
早 希 |
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240 | 松茸の コースを食べて 秋気分 |
若 菜 |
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241 | ほ か うつわ どびんむし 他席よりも 器の目立つ 土瓶蒸し |
泰 子 |
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242 | 避けたいな 同じもの食う 三連休 |
若 菜 |
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243 | あれ これ 避けたいな 彼も是もと 三連休 |
泰 子 |
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244 | 避けたいな する事のない 三連休 |
芳 春 |
||
245 | 避けたいな 介護するのも されるのも |
昭 美 |
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246 | 買いものも 背筋伸ばせと ウインドウ |
芳 春 |
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247 | かさこそと 桜紅葉の 小路往く |
若 菜 |
||
248 | 雨あがり 桜紅葉の 散り急ぐ |
泰 子 |
||
249 | 山茶花の 花一つ咲き 秋の暮 |
昭 美 |
||
250 | 山茶花の 二つ目が咲き 冬に入る |
芳 春 |
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251 | 春の七草 | せり すずな すずしろ ほとけのざ ごぎょう しらがゆ くらう 芹・はこべ 菘・清白 仏の座 御行・なずな・の 白粥喰らふ |
芳 春 |
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252 | 新 年 | 願わくは其の日その日を恙なく 時代は流れ我が身に変化 |
芳 春 |
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253 | 坪庭に 仲間集める 寒雀 |
若 菜 |
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254 | 葉牡丹の 渦せり上がる 上町台 |
泰 子 |
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255 | 節分や 齢の数だけ 豆並べ 省かず食べて 吾が誇りに |
芳 幸 |
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256 | 立雛に菱餅飾り食べるかな? 立ち飲みもあり雛もマネする |
早 希 |
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257 | さつき 五連休五月の空の星眺め 思い出語る馴染みの茶友 |
芳 春 |
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258 | 五月晴れ晴耕雨読の其の昔 土の匂いに茂れる青葉 |
傘 翁 |
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259 | 秋 | 金銀と 庭の木犀 揃い踏み |
晃 久 |
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