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梅雨晴れ間小山の如き干しものを

             たたみし吾に孫の寄り添ふ
谷町緋沙

歌碑を見て運がいいねと友の言ふ 
                                     あまた
              建て度き歌人数多居る世に
石山芳春
   や
水遣れば隠れし蜂の襲ひ来る
                        ひ き こもごも
               悲喜交交の夏の夕暮れ
広小路望

屋上に水まきゃ集ふ馬鹿蜻蛉

              卵を落とす真似のするあり
寺山茶季

朋語る風雨に耐へしこの身体

             持病の箇所の一つまた増ゆ
河内博道

四拍子そろえて古希を迎えこし

                残りの一つ探し求めて
石山芳春

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