企業との係はる日々の薄れゆく |
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我が越し方に悔ひは残さじ |
石山芳春 |
しなやかに紅も濃くして初舞台 |
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こころ弾みて拍手なり止む |
細川正湖 |
秋深し飛行機雲の伸びる前 |
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故郷の山色づきにけり |
石山芳春 |
故郷の故人となりし姉恋ふる |
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残りし我ら互いを労ふ |
小林ミツ子 |
なきがら 木漏れ日にうるさき蝉も亡骸に |
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風に吹かれて隅に寄せらる |
細川正湖 |